WordPressプラグインおすすめ15選【必須&便利】導入方法や注意点まで徹底解説

WordPressプラグインおすすめ15選【必須&便利】導入方法や注意点まで徹底解説
悩む人

プラグインってどれ使ったらいいのかな?
適当に入れてたら増えすぎてしまった…。プラグインを減らすいい方法が知りたい。

今回はそんな悩みにお答えしていきます。

プラグインは入れるだけで機能追加ができる非常に便利なものです。まるで魔法のように機能が増やせます。

柔軟に機能追加ができる点がWordPressの大きな魅力の一つです。

便利なので、ついついあれもこれもと入れてしまいがちです。適当に入れていたら、気が付いたら大変な数になっていた・・・。なんてこともよくある話です。

しかし、プラグインはいくらでも入れらるわけではなく、入れすぎるとサイトが重くなったり、不具合が出たり、セキュリティに問題が生じるなど、様々な弊害が出てきます。

ですので、何となく良さそうとかで適当に入れるのではなく、本当に必要なものだけを入れていくのが基本的な考え方になります。

入れるプラグイン数は極力少なく抑える必要があります。

自分のサイトに本当に必要な機能であること、テーマや他のプラグインの機能と被らないことなどがプラグインを選ぶ上での基本要件になってきます。

本記事では、まず導入すべき必須のWordPressプラグインおすすめ6選、導入すると便利なWordPressプラグインおすすめ9選について解説いたします。

そして、プラグインの導入方法、WordPressに初めから入ってるプラグインの取り扱い、プラグインを導入する際のポイント・コツと注意点について分かりやすく解説していきます!

目次

プラグインとは?

プラグインは、WordPressにインストールするだけで簡単に機能追加できる非常に便利なものです。

この柔軟性がWordPressの大きな特徴の一つで、人気の理由でもあります。

初めに、プラグインについての基本的な考え方から見ていきたいと思います。下記はWordPress公式のプラグインについての説明です。非常に分かりやすく書かれています。

プラグインとは、WordPress にすでにある機能を拡張・追加するための手段です。

WordPress のコアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないようなるべくコンパクトに設計されています。

ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったプラグインを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。

引用:プラグイン – サポートフォーラム – WordPress.org 日本語

実にWordPressの公式プラグインだけでも59,000以上が存在し、更に非公式のプラグインもあります。普段みているのはほんの一部に過ぎず、膨大な数あります。

プラグインでできないことはほぼありません。
お問い合わせフォーム、記事作成の補助、SEO対策、セキュリティ対策、バックアップ・復元、アクセス解析、高速化対策などなど…、大抵のことはできます。

GoogleクロームやBing等のブラウザもプラグインで機能追加できますが、基本あれと同じです。必要な機能を追加して、要らなくなったら削除という非常にシンプルな仕組みです。

プラグインは簡単に機能追加できる強力なツールですが、残念ながら際限なく入れられる訳ではありません。

入れすぎるとサイトが重くなったり、不具合の原因となったり、セキュリティーに問題が生じたりします。現実的に入れられる数には限りがあります。(*詳しくは後述します。)

それでは早速、導入すべき必須のWordPressプラグインおすすめ6選、導入すると便利なWordPressプラグインおすすめ9選について紹介していきます!

導入すべき必須のWordPressプラグインおすすめ6選

この6つはブログを運営するなら、最低限導入しておきたい必須のプラグインです。

この6つあるいは、これらに類するプラグインはないとブログ運営は難しいと思います。厳選しております。それでは、早速紹介してまいります!

①WP Multibyte Patch:日本語の不具合修正

WP Multibyte Patchのトップ画面

WP Multibyte Patchは日本語版WordPressのマルチバイト文字の不具合修正をしてくれるプラグインです。

WordPressは元が英語のCMS(Contents Management System)です。ほとんどの方は日本語版のWordPressを使っておられると思いますので、こちらが必要になります。

パッチを当てておかないと、日本語のようなマルチバイト文字では文字化けや、全角スペースを区切り文字として認識できないなどの不具合が出ることがあります。

このプラグインは日本語(マルチバイト文字)でも不具合がでないように修正を加えたパッチです。

このプラグインは日本語でWordPressサイトをやるなら、導入必須です。

②WPS Hide Login:ログインURLを変更

WPS Hide Loginのトップ画面

WPS Hide Loginは、ログインURLを簡単に変更できるプラグインです。

WordPressのログインURLは、デフォルトの状態では誰でも簡単にアクセスできてしまいます…。

サイトドメインの末尾に/wp-admin、あるいは/wp-login.phpをくっつけるだけです。

これはセキュリティ上、非常に危険な状態です。ブルートフォースなどのサイバー攻撃の恰好の的になりかねません。

このプラグインを使えば、簡単にログインURLが変更できます。サイトドメインの末尾につく文字列を自由に変えることができます。

例えば、〇〇〇.com/new-loginのような感じです。(*くれぐれもこんなに簡単にはしないで下さい!)

これで従来のログインURLへアクセスしても、404リダイレクトされます。変更したURLは必ずメモしておいて下さい。

ブックマークも忘れずにして下さい。自分がログインできなくなります。

ログインパスワードを定期的に変更するように、ログインURLも定期的に変更するとセキュリティをかなり堅くすることができます。

③Wordfence Security:統合型セキュリティープラグイン

Wordfence Securityのトップ画面

Wordfence Security統合型のセキュリティープラグインです。

インストール数は500万と多くの支持を集めています。このプラグインは、僕の知る限りでは一番強力だと思います。

とりあえず入れておけば、特に設定を触らなくてもデフォルトのままで働いてくれます。有料版もありますが、基本無料版でよいと思います。

WAF(Web Application Firewall)を標準装備し、マルウェアや脆弱性などのスキャンも自動的にやってくれます。

スキャンして問題を検出すると即座にメールで通知してくれます。精度は非常に高いです。

Wordfenceに任せておけば、自動的にサイトの異変を検出してくれるという安心感があります。

また、ログインは2段階認証にすることも可能です。スマホでGoogle Authenticatorなどのアプリを使うことで可能になります。

ログインページにreCAPTCHAを設置する機能も備えています。また、ブルートフォース保護機能も備えています。

例えば、デフォルトの設定だと4時間に10回ログインに失敗したユーザーを4時間ブロックしてくれます。もちろん、設定は変更できます。

また、WordPressのデフォルト設定では、サイトドメインの末尾に/?author=1をくっ付けるとユーザー名が出てしまいます。

ユーザー名はログインIDですので出ると非常にまずいです…。しかし、Wordfenceは、ユーザー名が出ないようにしてくれます。

Wordfenceは、特に設定を細かく調整しなくても、デフォルト設定のままでも十分働いてくれます。

スキャンで検出された問題にちゃんと対処していれば、セキュリティーで問題が起きることはまずないと思います。

④BackWPup:バックアップと復元

BackWPupのトップ画面

BackWPupは、フルバックアップと復元ができて、バックアップの細かい設定も可能です。

バックアップ系のプラグインは色々ありますが、中でもBackWPupとUpdraftPlusがよいと思います。

UpdraftPlusは操作が簡単で使いやすく、復元もできます。しかし、フルバックアップができません。

フルバックアップについて簡単に説明します。

バックアップファイルには、ファイル(WordPressコア、テーマ、プラグイン、アップロード、その他)と、データベース(記事のSQL)があります。

このWordPressコアも含めてすべてをバックアップするのがフルバックアップです。

WordPressコアファイルまで破損することはそうそうありません。

ですが、何があっても復元できるようにフルバックアップを取っておくべきでしょう。きっちり保険をかけておきましょう!

最近は、ほとんどのレンタルサーバーでは2週間分程度をバックアップしてくれています。

しかし、サーバーも絶対ではありません。自分でもバックアップを取って、2重のバックアップ体制にしておくのがよいと思います。

何年もかけて作ったサイトを一瞬で飛ばしてしまってはつまらないです。

バックアップの頻度はサイトの運用状況にもよりますが週一回、あるいは隔週くらいがよいと思います。

最低でも月一回は取っておくようにしましょう。データさえ残っていれば、最悪手動でコピペすれば復元できます。

とにかくバックアップだけは必ず残すようにしましょう!

ちなみにBackWPupとUpdraftPlusは併用するのもよいと思います。フルバックアップができないだけで、UpdraftPlusはやはり使いやすいです。

フルバックアップのときだけBackWPupを使って、それ以外はUpdraftPlusを使うという使い分けもありだと思います。

⑤SEO SIMPLE PACK:シンプルなSEO対策プラグイン

SEO SIMPLE PACKのトップ画面

SEO SIMPLE PACK滅茶苦茶シンプルなSEO対策プラグインです。

SWELLの作者、了さんが作成したプラグインです。必要な機能だけをしっかりと装備し、冗長な機能は一切ありません。動作の軽さを重視した無駄のないプラグインです。

メタタグの設定、Googleアナリティクスやサーチコンソールの設定、SNS用のOGP(Open Graph Protocol)設定など本当に必要な機能だけを装備しています。

最近のSEO対策プラグインは、SEOの分析やユーザー補助機能までついているようなプラグインが多いです。

SEO SIMPLE PACKは、そういうSEOの分析やユーザー補助などの冗長な機能は一切備えていません。それよりもサイトの動作の軽さを重視したプラグインです。

⑥XML Sitemap Generator for Google:XMLサイトマップの生成・送信

XML Sitemap Generator for Googleのトップ画面

XML Sitemap Generator for GoogleXMLサイトマップを自動生成し、送信してくれるプラグインです。

(以前はXML Sitemapsとか、Google XML Sitemapsという名前でした。)

僕はXML Sitemapsの時代からずっと使っていて、特に何の不満もないので、ずっとこれを使っています。

実はWordPress本体もバージョン5.5からXMLサイトマップを生成・送信する機能を標準装備しています。ですので、なくてもできなくはないです。

しかし、細かい設定ができませんので、プラグインを入れておいた方が確実だと思います。

XMLサイトマップの送信は、言うまでもなくSEO上極めて重要です。クローラーにサイトの更新を速く確実に伝えて、インデックスしてもらう必要があります。

導入すると便利なWordPressプラグインおすすめ9選

この9つも必須とまでは言えませんが、ないと困るレベルの非常に便利なプラグインです。こちらも厳選しております。早速、紹介してまいります!

⑦WebSub (FKA. PubSubHubbub):ページの更新を通知

WebSub (FKA. PubSubHubbub)のトップ画面

WebSub (FKA. PubSubHubbub)はGoogleにページの更新情報を通知するプラグインです。

前述のXML Sitemap Generator for Googleとやや似ています。XML Sitemap Generator for Googleは、XMLサイトマップを生成し、送信するものです。

それに対し、このプラグインは、ページの更新だけを送信するという違いがあります。

ページの更新だけを送信するため、インデックス登録を速めると効果があると言われています。

XML Sitemap Generatorがあるのに本当にいる?2重に送信してない?という話もあるとは思いますが、僕は確実に更新を通知したいので念のため入れています。

⑧Broken Link Checker:リンク切れチェック

Broken Link Checkerのトップ画面

Broken Link Checkerは、リンク切れを自動で検出してくれるプラグインです。リンク切れはWordPressの管理画面で確認できますが、メールでも通知してくれます。

一般にリンク切れはSEOの評価を下げると言われています。それもありますが、ユーザビリティーを損なうのがよろしくないです。

記事数が多くなると、リンク切れを手動でチェックするのは本当に大変です。それを自動でやってくれる非常にありがたいプラグインです。

アフィリエイトなどのリンクが切れた場合は、収益の低下にもつながります。

⑨WP Revisions Control:記事などのリビジョン制御

WP Revisions Controlのトップ画面

WP Revisions Controlは記事などのリビジョンを制御してくれるプラグインです。

WordPressの記事や固定ページのリビジョンは、放っておくと際限なく増えてしまいます。このプラグインを使うとそのリビジョンを制御できます。

放っておくと無駄なデータがどんどん増えてしまいますので、リビジョンを制御してしまいましょう!ちなみに僕は残すリビジョン数は、すべて2にしています。

⑩Contact Form 7:お問い合わせフォーム

Contact Form 7のトップ画面

Contact Form 7は、インストール数1,000万を超える超人気プラグインです。作者は三好隆之氏です。

お問い合わせフォームのプラグインと言えば、まず名前が挙がってきます。

お問い合わせフォームはWPFormsなんかも有名ですが、僕はContact Form 7を長年使っていて、何の不満もないのでずっと使っています。

スパムボット対策も万全です。

今まではAkismet、reCAPTCHAに対応でしたが、最新のバージョン6.1ではCloudflare Turnstileのインテグレーションモジュールも導入されました。

Cloudflare Turnstileにも対応してくれたので非常に安心感があります。

Akismetは商用利用の場合有料です。reCAPTCHAも今までは月100万回まで無料でしたが、月1万回までに改定されました。

Cloudflare Turnstileは、今のところ無料で特に制限はありません。

Cloudflare Turnstileを使っているサイトも、最近は大分増えてきたように思います。そろそろTurnstileの利用も考える時期に来ているのかもしれませんね…。

⑪Invisible reCaptcha for WordPress:スパム対策

Invisible reCaptcha for WordPressのトップ画面

Invisible reCaptcha for WordPressは、reCAPTCHAをインテグレートし、バッジの表示を制御できるプラグインです。

Contact Form 7などでreCAPTCHAをインテグレートすると、バッジがすべてのページで画面の右下に出てきてしまいます…。

すべてのページでバッジが出てくるとかなり見栄えが悪いです。

このプラグインを使うと、お問い合わせページ、コメント欄、WordPressのログイン画面など必要な箇所にだけバッジを表示することができます。サイトの見栄えが格段によくなります。

ちなみに、プラグインを使わない方法もあります。一応ご紹介しておきます。ここは好き好きかなと思います^^。

バッジをすべてのページで非表示にして、その代わりにreCAPTCHAを使用している旨の文言を明記する方法です。

文言を明記すれば、バッジを非表示にすることが許可されています。

まず、Contact Form 7などでreCAPTCHAをインテグレートします。そして、CSSでバッジを非表示にします。下記のCSSを追加すればOKです。

.grecaptcha-badge { visibility: hidden; }

あとは、お問い合わせフォームやコメント欄に下記の文言とリンクを追加しておけばよいです。

「このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。」

バッジが全く見えなくなるという難点はありますが、プラグインは使わなくて済みます。

⑫Yoast Duplicate Post:記事のコピー

Yoast Duplicate Postのトップ画面

Yoast Duplicate Post記事や固定ページをコピーすることができるプラグインです。

記事を作成していると、取りあえず今の状態で記事をコピーしてバックアップとして残しておきたい。そういう状況が結構あります。そういう時に役立つプラグインです。

常時必要なものではありませんが、あると記事作成を楽にしてくれるプラグインです。使う時だけインストールして、普段は消しておいてもよいかもしれません。

⑬TablePress:直感的な表作成

TablePressのトップ画面

TablePressは、直感的な表作成ができるプラグインです。

図や表は、記事をリッチにしてくれるブログには欠かせない要素です。あるとないとでは、記事の読みやすさがはっきり違ってきます。

しかし、表作成に時間がかかって悩まされている方も多いと思います。

このプラグインを使うと、エクセルなどと同じように直感的な操作で表を作成できます。

セルに画像を入れたり、リンクを入れたりが直感的に簡単に行えます。もちろん、セルの結合などもできます。

作った表は、記事などへブロックエディター、あるいはショートコードで呼び出すことができます。とっても簡単です。

XLSX(Excelファイル)やCSVなどを直接読み込むことも、また書き出すことも可能です。

SWELLのようにテーマ側に独自の表作成機能が備わっている場合は必要ないかもしれません。

しかし、WordPress標準の表作成機能しかない場合は、TablePressを使うのがよいと思います。直感的に効率よく表が作成できると思います。

⑭Pochipp:物販アフィリエイト用プラグイン

Pochippのトップ画面

Pochippは、物販アフィリエイト用のプラグインです。リリース日は2021年1月と割と新しめのプラグインです。

僕はこれを使っています。色々なプラグインを試してみましたが、これが一番使いやすかったので気に入りました。それ以来、ずっと使っています。

設定も簡単で使用感もよく、デザインもシンプルでよいです。とにかくユーザビリティーがよいので、サクッと使えると思います。使っていてこれといった不満は特にありません。

Pochipp Assistという専用のプラグインがあって、AmazonのPA-APIなしでも1日5回まで無料で商品検索できて商品画像を引っ張ることができます。

アマゾンの審査に通っていなくてもアマゾンの商品検索ができるのはありがたいです。

商品検索はアマゾンでなくてもいいしれませんが、アマゾンが一番リンク切れしにくいとは言われてますね。

また、PochippはWordPressの公式プラグインです。作者はひろさんで、SWELLの作者の了さんも開発に参画されています。

シンプルで使いやすくてとてもいいです。初心者の方でもサクッと使えると思います。おすすめです。

⑮Ad Invalid Click Protector:アドセンス広告の不正クリック防止

Ad Invalid Click Protectorのトップ画面

Ad Invalid Click Protectorは、Google AdSenseをされている方には必須のプラグインだと思います。

アドセンス広告の不正クリック防止用のプラグインです。アドセンス狩りなどからサイトを守ってくれます。

(アドセンス狩りとは、サイトの広告を何度も意図的にクリックしてアドセンスアカウントを停止させようとする行為のことを言います。)

デフォルト設定では、広告クリック制限数3回、クリックカウンターの有効期限3時間、禁止期間7日となっています。

簡単に言うと、3時間の間に3回以上クリックすると、その訪問者への広告表示が7日間停止されます。

簡単にできること、最低限の対策はすぐにやっておきましょう。

WordPressプラグインの導入方法(手順)

①インストールと有効化の方法

WordPress管理画面のメニューでプラグインを選択、「プラグインを追加」を押します。すると、下図のようにプラグインの検索画面に遷移します。

プラグインの新規追加の画面

「プラグインの検索」の検索窓へインストールしたいプラグイン名を入力し、検索します(赤枠の箇所)。これはWordPress公式プラグインをインストールする場合です。

非公式プラグインの場合は、外部サイトからプラグインのzipファイルをダウンロード後、「プラグインのアップロード」ボタンを押して直接インストールします(青枠の箇所)。

ここでは例として検索窓へ「websub」と入力します。すると、下図のようにWebSub (FKA. PubSubHubbub)がヒットしますので、「今すぐインストール」のボタンを押して下さい。

プラグインの検索とインストール

インストールが終わると、有効化という青いボタンに変わります。「有効化」ボタンを押して、有効化してください。

次に、メニューのプラグインで「インストール済プラグイン」を選択してください。すると、下図のようにインストール済プラグインの一覧が表示されます。

WebSubがインストールされ、有効化されているのが確認できます。有効化されているプラグインは青色でハイライト表示されます。

インストール済みプラグインの一覧

(有効化すれば、設定しなくてもそのまま使えるプラグインと、設定しないと使えないプラグインがあります。設定が必要なプラグインは設定を済ませてから使ってください。)

②停止と削除の方法

プラグインを停止したい場合は、上図で「無効化」ボタンを押して下さい。停止すると下図のように青いハイライト表示から、白い表示に変わります。

プラグインを削除する場合、赤字で表示されている「削除」をクリックしてください。

プラグインの無効化と削除

ちなみに、画面右端の「自動更新を有効化する」というボタンを押すと自動更新にできます。

ですが、自動更新はしないほうがが無難です。一見、便利に思えますが、不具合が出る可能性があります。

通知が来てから、内容を確認し手動で更新した方よいです。(デフォルト設定では自動更新は無効になっているので、そのままでOKです。)

こんな感じでプラグインは、サクサク入れたり消したりできるようになっています。

WordPressに初めから入ってるプラグインの取り扱い

主にレンタルサーバー契約時などですが、WordPressに初めから入っているプラグインがあると思います。

こういう初めから入っているプラグインですが、特に何か意味があるわけではなく、何となくで入っているものがほとんどです。

ですので、不要なら消してしまってOKです。僕は、ほとんど消しました。

僕の実例でご説明します。
このサイトはConoha Wingを使っていますが、ConoHa WING 自動キャッシュクリアWP Multibyte Patchだけ残してあとは全部消しました。

ConoHa WING 自動キャッシュクリアも本当は消したいですが、よく分からないのでモヤっとしながらも一応残しています。効果があるのかどうかは全く分かりません…。

Conoha WingにWordPressをインストールした初期状態ではどうも以下の7つが入っていたようです。

①Akismet Anti-Spam、②ConoHa WING コントロールパネルプラグイン、③ConoHa WING 自動キャッシュクリア、④Hello Dolly、⑤SiteGuard WP Plugin、⑥TypeSquare Webfonts for ConoHa、⑦WP Multibyte Patch

一個ずつ、行った処置と理由を説明すると、

①Akismet Anti-Spam:商用利用の場合、有料のため削除。もちろん、非商用利用の方は残してOKです。

②ConoHa WING コントロールパネルプラグイン:サーバーには直接ログインするため削除。

③ConoHa WING 自動キャッシュクリア:本当は消したいが、よく分からないので一応残した

④Hello Dolly:はっきり要らないので削除。

⑤SiteGuard WP Plugin:どちらでもよいと思う。僕は削除した。別の軽めのプラグインを使っています。

⑥TypeSquare Webfonts for ConoHa:Webフォントは、基本的に要らないので削除。

⑦WP Multibyte Patch:はっきり要るので残した

こんな感じで僕の場合、7つのうち2つだけ残しています。要らないものは消してしまってOKです。

あと、初めから入っているテーマに関しても同様で、使っていないテーマは消しましょう。多分使わないまま、ずっと放置されます…。

使っていないものを残すのは、セキュリティを脆弱にするだけです。使うのであれば、またその時に入れるようにしましょう。

プラグインを導入する際のポイント・コツと注意点

①基本、無料のものでよい。

プラグインは基本無料のものでよいと思います。無料でも十分な機能を備えたプラグインは沢山あります。無料のもので困るようなことは、ほぼないと思います。

ただ、有料のプラグインはかなり強力な機能を備えています。サイトの収益が十分上がっていて予算に余裕があれば、有料プラグインでサイトの強化を図ってもいいように思います。

②プラグインはできるだけ少なく抑える。

プラグインは基本少なければ少ないほどよいです。

理想はテーマに欲しい機能がすべて入っている状態です。まあ、そんなことはまずありませんが。テーマを自作すれば可能でしょうけど…。

基本、プラグインが少なくて済むテーマほど、よいテーマと言えます。つまり、プラグイン数を減らすためにはテーマ選定が重要になってきます。

とはいえ、テーマはそんなにしょっちゅう変えるものでもありませんので、テーマ選びの段階でその辺りも含めて考えておく必要あります。

最近のテーマは多くの機能を備えた優秀なものが多いです。

プラグインは便利なので意識的に減らさないとどんどん増えていってしまいます。

プラグインの入れすぎると、管理が大変になる、サイトが重くなる、セキュリティのリスクが高まるなどの様々な弊害が出てきます。

ですので、プラグインは意識的に少なく抑えるようにしましょう!

③目安としては10~15個くらい。

入れるプラグイン数の目安ですが、経験的に10~15個くらいだと思います。

これ以上入れると、管理が大変ですし、サイトが重くなると思います。機能追加とページの表示速度などのバランスを考えるとこの辺りだと思います。

このブログはそのくらいです。テーマはSWELLを使っています。ブログ界隈でも10~15個くらいにしている方が多いようです。自然とこの辺りに落ち着くようですね。

SWELLについて詳しくは下記の記事で詳しく解説しています。

④必要なものは人それぞれ。自分に必要なものだけを使う。

サイトの運営は人それぞれですので、人によって必要な機能は当然違ってきます

プラグインを選ぶ際、WordPress公式の出しているインストール数、レビューの評価点、更新状況は一応チェックはすべきです。

ただ、あくまで参考データとしてみるべきでしょう。人気があって、レビューもいいから自分にも必要とは限りません。

プラグインには非公式プラグインもあります。非公式プラグインにも便利なプラグインは沢山あります。

必要なら、普通に使ったほうがよいでしょう。大事なのは、あくまでそのプラグインの機能が自分に必要なのかどうかだと思います。

人気があって、レビューもいいから何となく入れているとかは、くれぐれもやめましょう。人が使っているものが自分にも必要とは限りません。

もちろん、使ってみないと分かりませんので、試しに使ってみるのはありです。自分に必要な機能のプラグインだけを入れるようにしましょう。

⑤テーマと相性の悪いプラグインは使わない。

WordPressテーマには相性の悪いプラグインが存在します。これは、どのテーマでもあります。

プログラム同士が干渉して不具合が発生します。これはプログラムである以上ある程度は仕方のないことだと思います。

相性の悪いプラグインは、テーマのフォーラムなどで公開されていますので、必ずチェックするようにしてください。

下記はCocoonの場合です。こんな感じでどのテーマでも公開していると思います。

Cocoonを利用する上でお勧めしないプラグインまとめ | Cocoon

相性の悪いプラグインを使うと、不具合が発生する可能性が高いです。使わないほうが無難です。無駄な作業が増えるだけですので素直にやめておきましょう。

⑥使っていないプラグインは停止ではなく削除。

使っていないプラグインは、停止ではなくできるだけ削除しましょう。停止だとセキュリティーのリスクが増します。無駄なリスクは極力減らしましょう。

何を入れていたか分からなくなるから、消したくない…。そういう方もおられると思います。
前何を入れていたかは、メモを取っておきましょう!

あと、バックアップファイルのpluginsフォルダの中をみれば前何を入れていたかは簡単に分かります。バックアップはこういう意味でも重要です。

また、使っていないテーマも消してしまいましょう。これも無駄です。セキュリティーのリスクを増やすだけです。使う時にまた入れればよいです。

完璧にやる必要は全くありませんし、無理だと思います。ですが、何か起きると無駄な復元作業が発生します。WordPressでは使わないものは消す、これが基本動作になります。

⑦常時使わないものは、使う時だけインストールでもよい。

常時は使わないけど、便利なプラグインは沢山あります。例えば、Yoast Duplicate Postなどです。

常時使わないものを入れたままにしておくと、プラグインがどんどん増えていきます…。そういうプラグインは使う時だけインストールして、使い終わったら消すとよいと思います。

入れ替え自在で、柔軟性が高いのがWordPressの強みです。プラグインが増えすぎないように工夫しましょう。

⑧セキュリティとバックアップ系プラグインは超重要!安全第一で!

セキュリティとバックアップ系のプラグイン、この2つは超重要です。

この2つはサイトの安全保全に関わります。ちゃんとやっておかないと、真面目にサイトが壊れたり、乗っ取られたりする可能性があります。

セキュリティは本記事で紹介したようなプラグインを使って2重3重に堅めましょう。バックアップはプラグインを使って定期的に取るようにしましょう。

(もちろん、手動でバックアップを取ることもできます。ただ、かなり面倒臭いです。)

*この2つ以外のプラグインももちろん重要ですが、安全はすべてに優先されると思います。安全第一です。

最近はほとんどのレンタルサーバーはバックアップ機能を備えています。しかし、サーバーのバックアップ機能も絶対ではありません。

自分でもバックアップを取ってダブルバックアップ体制にしておくべきです。

WordPress本体・テーマ・プラグインなどで何らかの不具合、あるいはマルウェアに感染、ハッキングを受けたりした場合にバックアップがないとどうにもならなくなります。

バックアップさえ残っていればサイトは復元できます。何年もかけて積み上げたもの一気に失うことになりかねません。

バックアップだけは思考停止で定期的に取りましょう。不測の事態に備えて、保険をかけておくことが肝要です。

(WordPressのファイル構造はそこまで難しくはありません。バックアップさえ残っていれば、最悪手動でコピペすれば復元できます。)

⑨アップデートはきっちり入れる。

プラグインのアップデートはきっちり入れるようにしましょう。Wordfenceを入れておくと、プラグインを更新するように催促のメールが来ます。

サイト運営は結構手間がかかります。無駄な仕事を増やさないためにも当たり前のことはきっちりやるようにしましょう。

⑩WordPressで不具合が出たら、まずプラグインをすべて停止。

WordPressで不具合が出た場合、プラグインが原因のことが実に多いです。不具合が出たら、まずプラグインをすべて停止することが定石化されているくらいです。

もちろん、プラグイン以外が原因のこともありますが、プラグインが原因のことがかなり多いです。体感では半分くらいはそうだと思います。

WordPressで不具合が出たら、まずプラグインをすべて停止してみてください。それで直ったら、プラグインのどれかが不具合の原因だと分かります。

今度は一個ずつ有効化していってください。すると有効化して不具合の出たプラグインが原因と特定できます。

⑪プラグインは移り変わりが激しい。あまり凝らずにゆるく付き合おう!

プラグインは移り変わりが結構激しいです。
今使っているものが更新されなくなったり、もっといいのが見つかったりすることがしょっちゅうあります。

これがWordPressの特徴(柔軟性)でもありますが、真面目に付き合っていると振り回されて疲れてしまいます。ですので、あまり凝りすぎるのもよくありません。

例えば、SEO系のプラグインは数多くのものがあります。要る要らないで言えば、要る機能です。

しかし、正直、どのSEO系プラグインを使ったところで、SEO的には何も変わらないと思います。

SEOはあくまでコンテンツの質で、質がよければ自然とSEO評価(順位)も上がります。あまり凝っても結果は変わらないです。

ですので、プラグインにあまり凝りすぎず、ゆるく付き合うくらいがちょうどよいと思います。

まとめ:極力少なく!必要なものだけを柔軟に導入しよう!

最後にまとめです。

本記事では、必須のWordPressプラグインおすすめ6選、便利なWordPressプラグインおすすめ9選、プラグインの導入方法、プラグインを導入する際のポイント・コツと注意点について解説させて頂きました。

プラグインは非常に便利なものです。

ですので、ついつい入れすぎてしまいがちです。しかし、入れすぎると様々な弊害が出るため、極力少なく保つ必要あります。

本記事では本当に必要なプラグインだけを厳選して紹介させて頂きました。

プラグイン数の目安としては10~15個くらいにするのがよいと思います。本当に必要なものだけを入れてコンパクトに保つようにしましょう!

WordPressプラグインは移り変わりが結構激しいです。ですので、あまり凝らずにゆるく付き合うくらいがちょうどよいです。

プラグインをうまく活用して、ブログ運営の効率化やコンテンツの質の向上につなげていきましょう!

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!

ブログ記事の書き方全般、効率化については下記の記事で詳しく解説しています。

キーワードの選び方や、無料のキーワード選定ツールについては下記の記事で詳しく解説しています。

SEO対策においては検索順位チェックは欠かせません。無料の検索順位チェックツールについては下記の記事で紹介しています。

WordPressプラグインおすすめ15選【必須&便利】導入方法や注意点まで徹底解説

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