
記事作成ってどういう手順でやるのがいいのかな?
効率よく記事を作成する方法ってないのかな?
今回はそんな悩みにお答えしていきます。
ブログ記事の作成は、キーワード選定、記事構成の作成、原稿の執筆、画像の作成などなど・・・やることが本当に一杯あります。
また、書いて終わりではなくインデックス登録されて、それなりの順位を獲得しないといけません。10位以内に入れれば上出来ですが、これも簡単なことではありません。
このように記事作成はやることが多く、本当に時間がかかります。
時間を投入して根性でやればいいという方もおられるかもしれませんが、それでは無理が出て疲れ切ってしまいます。おそらく続けられないでしょう。
現実的には、作業を効率化することで時間短縮を図るのが得策だと思います。効率化によって作業時間を短縮できれば、記事数を増やせるなど様々なメリットが生まれてきます。
そこで今回は、記事を効率よく作成する方法について示していこうと思います。そのためには、まず記事作成の手順を正しく理解する必要あります。
本記事では、まず記事作成の手順を体系化し、工程ごとに行う作業内容をみていきます。そして、記事を効率よく作成する方法について述べてまいります。
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記事作成の全体像と手順
記事で最も重要なのは、言うまでもなく質です。しかし、量(記事数)を増やすこともまた大事です。
記事作成に慣れてきたら、記事数を増やしていくことも考えましょう。
記事数を増やすためには、作業時間の増強と作業の効率化の両方、あるいはどちらかが必要になってきます。
作業時間を増やすのは、どこかで無理が出て続かなくなりますので得策ではないでしょう。現実的には、作業を効率化することで記事数を増やすのが得策だと思います。
記事作成を効率化するには、まず記事作成の手順(工程)を正しく理解する必要があります。どの工程に時間がかかっているかが分からないことには、効率化を図るのは難しいからです。
そこでまずは記事作成の手順(工程)について解説していきます。
記事作成の全体像と手順は、下図のようになります。


大きくは、事前準備(キーワード選定)、記事作成(記事構成の作成、原稿執筆、画像作成、推敲、WordPress入力、公開)、
公開後の作業(インデックス登録、検索順位チェックとSEO分析、リライト)の3つのパートに分けられます。
事前準備(キーワード選定)
記事作成の事前準備として、まずキーワードを選定する必要があります。キーワードは検索の入り口です。
SEOにおいて最重要の工程です。後からでも調整はできますが、できるだけ最初の段階で固めておいた方がよいです。後が楽になります。
ここは調査のフェーズです。
サジェストキーワード(関連キーワード)、検索ボリューム、上位記事(10位まで、余裕があれば20位まで)を徹底的に調査して、キーワードを決めていく必要あります。
キーワード選定の手順は下図のようになります。


以下、順を追って説明していきます。
①キーワードの仮決め
まず、書きたい記事のキーワードを仮決めします。この記事は、恐らくこのキーワードで検索されるだろうというものでよいです。
あくまで暫定です。どの途、調査して調整するので大体でOKです。
②関連キーワード調査
次に仮決めしたキーワードでグーグル検索してみます。
クロームのプラグイン、Keyword Surferは入れておくのがおすすめです(関連キーワードと検索ボリュームの概算が見れます)。
まずはグーグル検索で検索窓に出てくるサジェストキーワードや、Keyword Surferに出てくる関連キーワードを見てキーワード候補の当たりをつけます。
グーグル検索で出てくる関連する質問や、他の人はこちらも検索(再検索キーワード)もチェックしましょう。
検索意図が推測できます。後述しますが、検索意図は重要度No.1です。検索した目的そのものだからです。
これらをしっかりチェックして、仮決めしたキーワードからよく検索されるキーワードへ修正しましょう。
便利なキーワード選定ツールは他にもたくさんあります。中でも次の3つは、かなり優秀なツールです。いずれも無料で利用できます。併せて活用するとよいでしょう。
・キーワードプランナーの「新しいキーワードを見つける」の機能。
・ラッコーキーワードのサジェストキーワード、関連キーワード、見出し抽出(上位20位まで)機能。
・SEO対策研究室のキーワード候補調査ツール、サジェストキーワード取得ツール、検索ボリューム調査ツール。
キーワード選び方や、おすすめの無料のキーワード選定ツールについては下記記事で詳しく解説しています。


③検索ボリューム調査(初めはロングテール狙いで)
まだ記事数の少ない初期の頃は、ロングテールキーワードから狙うようにしましょう。
(ロングテールキーワードとは、一般に3語以上の組み合わせで、検索ボリュームが月100~1000回程度の検索数の比較的少ないキーワードを指します。
スモールキーワードやニッチキーワードとも言います。)
基本的に初めからビッグキーワードやミドルキーワードを狙ってもインデックス登録だけで非常に苦労します。
ビッグやミドルキーワードを単発の記事で狙うのは非常に難しいです。
ビッグやミドルキーワードを狙うのであれば、トピッククラスター(まとめ記事)を作成するが基本戦略になります。
ビッグやミドルキーワードを狙うのは、記事数が十分増えてトピッククラスター(まとめ記事)が作れるようになってからにしましょう。それからでも遅くはないと思います。
検索ボリュームは、Keyword SurferやSEO対策研究室の検索ボリューム調査ツールなどで確認できます。
④選んだキーワードの上位10記事までの内容をしっかりチェック
選んだキーワードの上位10記事までの内容は、しっかりチェックしておきましょう。
タイトル(H1)と見出し(H2、H3)は当然ですが、文字数や記事の内容もしっかりチェックしておこう。
この辺りのチェックはラッコーキーワードが非常に便利なのでおすすめです。
10位まで見れば大抵のことは分かります。余裕があれば20位まで見ておいた方がいいと思います。
⑤キーワードを決定!
ここまで調査すれば、選ぶべきキーワードは明確になったと思います。キーワードを決定してしまいましょう!
記事作成(記事構成の作成、原稿執筆、画像作成など…)
さて、キーワードが決まりましたので、いよいよ記事作成に入っていきます!
記事作成の手順は下図のようになります。


⑥記事構成の作成
記事構成は記事の骨格です。記事の出来を左右する滅茶苦茶大事な作業です!
構成さえしっかりできていれば、原稿の作成はさほど苦労しません。まずは、タイトル(H1)、見出し(H2,H3)、あらすじを作成していきましょう。
僕はGoogleスプレッドシートで作成しています。エクセルなど表の作れるソフトなら何でもOKです。
記事の内容は、キーワード選定と記事構成でほぼ決まります。後は決めた通りに書いていくだけです。
初めにタイトル(H1)から決めていきます。タイトルはキーワードを含めて32文字程度にし、できるだけ前の方にキーワードを入れるようにします。
検索結果に表示されるのが大体32文字程度です。それ以上は切れて表示できません。
当然ですがタイトルは、クリック率に影響してきます。簡潔かつ読者が読みたくなるような魅力的な文言にする必要があります。
見出しにもできるだけ自然な形でキーワードを含めるようにしましょう(特にH2,H3)。タイトルと見出しを見れば、記事の内容が大体が分かるのが理想的です。
読者がリズムよく読めるように、簡潔かつ記事の流れを意識して見出しを構成していきましょう。
記事構成には、その見出しで書く内容も作成しておきます。内容がブレブレにならないようにしっかり作成しておきましょう。
⑦記事原稿の執筆
記事原稿は、Googleドキュメントやワードを使うのがよいです。僕はGoogleドキュメントを使っています。
記事原稿は、記事構成に沿って、思いつくままにどんどん書いていきましょう!コツはズバリ考えすぎないこと。
考えすぎると、いくら時間があっても足りません。一度、全部書いてしまってから、読み返して修正した方が速いです。
⑧画像作成
文字メディアであるブログにおいて、画像は記事を読みやすくし、読者の理解を助ける重要な要素です。
また、オリジナリティーを出しやすい要素でもあります。
画像作成は、編集作業自体も時間がかかりますが、Webpなどに圧縮する必要もあります。要領よくやらないと、とにかく時間のかかる作業です。
まず、原稿作成時にどこにどんな画像を入れるか予め決めておきましょう。
画像を一枚ずつ作るのは、非常に効率が悪くなりますので、全部まとめて一気に作成した方がよいです。
出来合いの画像素材をレイアウトしたり、トリミングする程度であれば、そこまで時間はかかりません。
ただ、オリジナル画像(図解など)を作図する場合は、やはりどうしても時間がかかります。
ですが、文章だけではうまく伝わらないのであれば、図解は用意すべきだと思います。そこは読者のことを第一に考えるべきでしょう。
作図にはCanvaを使うのがいいと思います。まず、文句なく使いやすいですし、ブログ画像との相性もよいと思います。
このように画像作成は手際よくやらないと、とにかく時間がかかります。効率化が必須の作業です。(効率化について詳しくは後述します。)
画像編集のやり方や、おすすめの無料の画像編集ソフトについては下記の記事で詳しく解説しています。


フリー画像素材の探し方や、おすすめのフリー画像素材サイトについては下記の記事で詳しく解説しています。


⑨校正・推敲
校正とは、誤字脱字や文法的な間違いを正すこと。推敲とは、文章がより良くなるように言い回しなどを修正することです。
記事の場合、主に推敲の作業になります。推敲は2~3回やれば、いい感じの文章に仕上がります。ある程度時間を置いてから読み返すのがベストです。
⑩WordPressへ入力
これは記事原稿、画像をWordPressへ入力していく作業です。基本的には記事原稿と画像を貼り付けていく作業になります。
最近ではネットユーザーの8割がスマホで閲覧していると言われています。そのため、スマホでも読みやすいように改行や改段落する必要があります。
改行とは、行を空けずに行を変えること。改段落とは、行を空けて行を変えることです。改行はShiftを押しながらEnter、改段落はそのままEnterでできます。
スマホで読みやすくする場合、ほとんどは改段落を使います。つまり、空行を作って見やすくします。
大体の目安としてはスマホで3~4行程度、文字数で50文字程度で改段落するのがよいでしょう。
適切に改段落を入れないと、文字ばかりになり、かなり圧迫感があります。改段落して空行を入れて圧迫感を和らげましょう。
⑪記事公開
さて、いよいよ記事の公開です!
パーマリンクやメタディスクリプションですが、SEOに直接的には影響しません。
ですが、間接的に影響(クリック率など)がありますので、ちゃんとやっておいた方がよいです。
パーマリンクはできるだけ英語で分かりやすく表記しましょう。
例えば記事タイトルがキーワード選定ツールであれば、keyword-selection-toolのような感じです。単語をハイフンで繋ぎましょう。
正式にはパーマネントリンクと言い、その名の通り恒久的なリンクです。一度設定すると変えれませんので、その点はご注意下さい。
メタディスクリプションは、検索結果に表示される記事の要約文のことです。
SEOに直接的な影響はありませんが、タイトルと同様でクリック率に影響してきます。文字数の目安は100文字程度。
記事内容を分かりやすく簡潔に、読みたくなるような要約文を書くとよいでしょう。但し、メタディスクリプションは検索結果に必ず表示されるわけではありません。
記事内の文章を表示するか、ユーザーが設定したメタディスクリプションを表示するかは検索エンジンが決めます。
アイキャッチ画像は、記事の顔です。
記事の第一印象がこれで決まります。内容が一目で分かって、読みたくなるような魅力的な画像にする必要があります。
また、アイキャッチ画像はブログのトップページなどにサムネイル画像として表示されるのでブログ全体の印象にも大きく関わってきます。つまり、サイトデザインの一部でもあります。
このようにアイキャッチ画像は非常に重要な画像です。
これらを設定できたら、最終チェックをして問題なければ公開しましょう!
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公開後の作業(インデックス登録、検索順位チェックとSEO分析、リライト)
記事公開後の作業手順は下図のようになります。


⑫インデックス登録
記事公開後は、まず全力でインデックス登録を目指しましょう。
公開したら、Google Search ConsoleのURL検査でインデックス登録をリクエスト、そしてサイトマップも送信しましょう。リクエストした方が速くインデックスされます。
Googleでインデックス登録されたのが確認できたら、Bingでもインデックス登録しておいた方がよいでしょう。
BingのWebmaster ToolsでGoogle Search Consoleで行ったのと同様の作業を行ってください。何よりもまずインデックス登録です。
記事が当初の狙い通りにちゃんと書けていれば、問題なくインデックス登録されるはずです。
但し、ブログを立ち上げて間もない頃は、ドメインパワーが弱いためインデックスされにくい傾向があります。
もし、インデックスされないなら、考えられる理由は大きくは2つあります。ポリシー違反か、記事内容が不十分かのどちらかです。
ポリシー違反に心当たりがないのであれば、内容が不十分ということになります。大抵の場合は、足りていない部分を追加すればインデックスはされます。
⑬検索順位チェックとSEO分析
リライトに向けたSEO分析のフェーズです。
インデックス登録はやっと土俵に上がれた状態です。SEO界隈では、リライトからが本当の勝負とよく言われます。
まずは定期的に検索順位のチェックを行います。順位チェックの頻度ですが、毎日でも、数日おきでも、週一でも自分にあった頻度でよいと思います。
細かい変動を気にしすぎると気が散りますので、程々がよいと思います。
検索順位の調べ方や、無料の検索順位チェックツールについては下記の記事で詳しく解説しています。




そして、上位記事をSEO分析(キーワード、タイトル、見出し、記事内容などのチェック)、
サーチコンソールで実際に検索されているクエリをチェック、アナリティクスを使ってPV数のチェックなどを行っておきます。
⑭リライト
リライトの目的は、主に検索順位アップです。
理由は、よい検索順位を取らないとクリック数が伸びないからです。
下表に検索順位とCTR(クリック率)の関係を示しています。この統計はサンプル数が7,500億と非常に多く、よい統計だと思います。
検索順位 | CTR(日本) |
---|---|
1 | 13.94% |
2 | 7.52% |
3 | 4.68% |
4 | 3.91% |
5 | 2.98% |
6 | 2.42% |
7 | 2.06% |
8 | 1.78% |
9 | 1.46% |
10 | 1.32% |
出典:2021 CTR Research Study|seoClarity
表を見ての通りですが、10位くらいに入らないとクリック数があまり伸びません。
CTR(日本)は、ざっくり1位で14%、2位で8%、3位で5%、…10位で1%程度です。詳しいデータはリンクをご参照下さい。
検索順位を上げるためには、検索順位をチェックし上位記事のSEO分析を行って、キーワード、タイトル、見出し、記事内容を修正していく必要があります。
上位記事にはあって、自分の記事には欠けている部分は何かを分析し、不足分を追加していきます。
目標としては10位以内を目指すのがよいでしょう。10位以内(検索結果の1ページ目)に入れれば御の字だと思います。
リライトは、インデックス登録後、間をあけて取りあえず2回程度行うのがよいと思います。リライトは検索順位を見ながら随時、継続的に行うようにしましょう。
リライトを効率よく行うには、優先順位をつけることです。検索順位アップが見込める記事を優先してリライトしましょう。
順位アップが見込めない記事は後回しでいいと思います。リソースは無駄使いせずに、効果的に使おう。優先順位をつけて効率的にリライトしましょう!
記事作成のコツ
①文章の型はPREP法で十分。シンプルな論理展開を心がけよう。
文章の型ですが、Webライティングで一般によく言われるのがPREP法です。
Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)の順に論理展開していく手法です。
通常のブログ記事であれば、これだけで十分です。非常にシンプルな型ですが、読者に分かりやすく伝えるのに最適な型です。
アフィリエイトなどの収益記事も特に拘りがなければ、基本PREP法ベースでよいと思います。
セールスライティングに関しては、マーケティングに特化した専門分野が存在します。
型としてはPASONAの法則、BEAFの法則、AIDCAの法則などが有名です。これらはやや特殊な型で、難易度は少し上がります。
ただ、これらはマーケティングのプロが使うような型です。どうしてもセールスライティングが必要という方は勉強してみてください。
セールスライティングについて、詳しくはここでは割愛させて頂きます。
②ペルソナは必ず設定してから書こう!
ペルソナは必ず設定しから、記事を書くようにしましょう。ペルソナとは、より具体的な人物像のことを指します。
例えば、東京在住の45歳男性、IT企業で課長を務める会社員、既婚で子供は二人、趣味はキャンプのような感じです。
似たものにターゲットがありますが、ターゲットは東京在住の40代の既婚男性のように、幅のあるデモグラフィック的なものでペルソナとは少し異なります。
記事はより具体的な人物像に向けて書いた方が、説得力のある良い記事が書けます。
例として分かりやすいのが、身近な友達、過去の自分などです。具体的な人物に向けて書くと、よりリアルで生き生きした文章が書けます。
結果としてよい文章が書け、多くの人にも刺さる記事を書くことができます。
ペルソナを設定しないと、誰に向けて書いているのか分からない、ぼやけた文章になります。結果、誰にも刺さらない文章になってしまいます。
設定が難しいようなら、身近な友達、過去の自分などでよいと思います。具体的な誰かに向けて手紙を書くようなイメージでしょうか。
③検索意図をよく考える。読者のためになることを書く。
検索意図は重要度はNo.1です。これを満たすことが記事の目的であり、ゴールです。
簡単に言うと、読者が何を知りたくて、あるいは何をしたくて検索したかということです。
検索クエリ(検索意図)には、主にKnow(知りたい)クエリ、Do(やりたい)クエリ、Go(行きたい)クエリ、Buy(買いたい)クエリの4種類が存在します。
検索ユーザーの顕在ニーズ、潜在ニーズをよく調査し、読者が求めている答えをよく考えることが大事です。
顕在ニーズを満たすのは当然のことで、潜在ニーズまで深掘りして考える必要があります。潜在ニーズまで満たすことができれば、読者の満足度は非常に高くなります。
検索意図は抽象的なものです。しかし、読者が満足するかどうかを基準にして考えると自ずと答えは見つかるはずです。
くれぐれも自己満足な記事内容にならないように気を付けましょう。
検索意図は、Google検索の再検索キーワードや関連する質問、ヤフー知恵袋、Xなどで調べることができます。
④キーワードマップはブログ全体としては大事だが、最初はあまり考えすぎない。
ブログのキーワードマップはざっくりでも持っておいた方がよいです。
例えば、「ブログ」というキーワードの関連キーワードの一覧です。
キーワードマップはブログ全体の構成に関わるため最終的には大事です。ですが、最初はあまり考えなくてもよいと思います。
あまり考えすぎると、記事が書きづらくなります。記事を書いていると、この辺りの記事が足りないなとか、だんだん分かってきます。
その都度、調整して必要なキーワードの記事を追加していく感じがよいでしょう。
⑤関連記事、まとめ記事など記事同士の関連性も意識しよう!
関連記事、まとめ記事(トピッククラスター)など記事同士の関連性も意識して記事を書くようにしましょう。
関連記事リンクは、あったほうがSEO的に優位です。記事が読みにくくならない程度に関連記事リンクを入れるようにしましょう。
関連記事リンクは、記事内に内部リンクを張るだけですので比較的簡単です。
しかし、まとめ記事(トピッククラスター)は、親記事と子記事をそれなりに初めから設計しておく必要があります。
将来的にどういうまとめ記事(トピッククラスター)を作りたいか、普段から考えておきましょう。
ミドルやビッグキーワードでの上位表示は、単発の記事ではかなり難しいです。
しかし、まとめ記事(トピッククラスター)であれば上位表示を狙うことが可能になってきます。
記事数が増えてきたら、まとめ記事にも挑戦してみましょう!
⑥オリジナリティーは意識的に出すくらいでちょうどいい。
記事にはオリジナリティー(独自性)が必須です。
人の記事を参考にするのは構いませんが、人の意見に引っ張られすぎないように注意が必要です。
同じキーワードについて書いている記事は、どうしても似通った内容になりがちです。当然ですが、人と似たようなことを書いても、インデックスされることすら難しいです。
世の中、みんな同じ意見なんてことはまずありません。この人はこう言ってるけど、自分はこうしたほうがいいと思うという独自の意見は必ずあるはずです。
オリジナリティーは意識的に出すくらいでちょうどいいと思います。文章でも画像でも、自分のカラーを意識的に出すように心がけましょう。
⑦書けそうな記事からどんどん書こう!書かないと上達しない。
記事は書けそうなものからどんどん書いていきましょう!
僕の場合、書きたい記事ネタを日頃からメモしていますので、記事ネタは結構な数ストックされています。
その中から、すぐに書けそうなものから書くようにしています。すぐには書けそうにないネタでも少し調査したり、勉強したりすると書けるようになることもよくあります。
すぐに書けそうなものからどんどん書いていくのが効率的でおすすめです。
記事は質が最重要ですが、数を増やすこともまた大事です。あまり考えすぎず、書けそうなものからどんどん書いていきましょう!
記事は書かないと、まず上達しません。立ち止まっている時間がもったいないです。
記事をたくさん書いていれば、その中からよい記事も生まれ、徐々に自信もついてくると思います。
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効率よく記事を作成する方法
①作業を切り分けて効率化!隙間時間を有効活用しよう!
まず、作業をきちんと切り分けることが効率化への一歩目です。
キーワード選定、記事構成作成、記事執筆、画像作成、推敲、WordPress入力、公開作業ときっちり作業を切り分けましょう。
今どの作業をやっていて、後どれだけの作業が残っているのか進捗状況をみながら進めましょう。ただ闇雲にやるのは避けましょう。
作業を細かく切り分けておくと、ちょっとした隙間時間でも作業を進めることができます。5~10分でもできるように工夫しましょう。
1日10回としても50分~100分(1時間40分)になります。これだけの作業時間って、結構デカくないですか?隙間時間を有効活用しよう!
②大物作業を徹底的に効率化しよう!
記事作成の効率化を図る上で大事なのは、時間がかかっている作業を徹底的に効率化することです。
記事作成で時間がかかるのは、キーワード選定、記事構成作成、画像作成です。この大物作業3つを効率化することが、全体の効率化に直結します。
まず考えるべきは、パターン化です。テンプレート(ひな形)化するなど徹底的に効率化する必要があります。以下、順を追って説明していきます。
・キーワード選定
初めにキーワード選定についてですが、SEO上最重要な作業であり、パターン化は困難です。基本、丹念に調べて決めていくしかありません。
ただ、キーワード選定にはコツが明らかに存在します。数をこなしてくると、目に見えて速くなります。
経験によってキーワード選定センスが養われてきます。
コツを掴むまで少し我慢が必要ですが、経験によって速くなってきます。コツを掴んで速くこなせるようになりましょう!
・記事構成作成
次に記事構成作成についてですが、出来る限りパターン化しましょう。下図は、記事構成のパターン化について概略を示したものです。


大きくは、リード文(つかみ)、ボディーコピー(本文)、クロージング(まとめ)の型でよいと思います。
リード文(つかみ)、ボディーコピー(本文)、クロージング(まとめ)の部分をそれぞれできる限りパターン(テンプレート)化しましょう。
型は極力シンプルにして下さい。複雑な型は使いにくいです。
記事タイトルはSEO上非常に重要ですので、パターン化は困難です。毎回、記事ごとに最適化する必要があります。
リード文(つかみ)とクロージング(まとめ)は比較的パターン化しやすい箇所です。パターン(テンプレート)化して効率化しましょう。
ボディーコピー(本文)は、見出しの構成をパターン化しましょう。見出し構成の型が不安定だと記事が非常に書きにくく、時間がかかります。
型を安定させる、毎回同じ型で書くことが効率化する上で非常に大事です。
最初は、人の型(テンプレート)を参考にしても構わないと思います。
しかし、最終的には自分のやりやすい型(テンプレート)に落とし込むのがよいでしょう。
自分で作った型であれば修正もしやすいですし、やっていて納得感もあると思います。自分なりの型(テンプレート)を構築しましょう!
・画像作成
次に画像作成についてですが、効率化が必須です。毎回、1から作るのはまず無理だと思います。時間がかかりすぎます。
効率化のポイントはパターン化することです。できる限り、テンプレート(ひな形)化しましょう。
また、過去に作った画像を流用して、新たな画像にするのも非常に有効な手段です。
ただし、記事の中でキーとなるようなオリジナル画像(図解など)は、多少手間はかかりますが作図した方がよいです。
そこは読者のことを第一に考えるべきだと思います。
作図はCanvaなどの画像編集ソフトに操作慣れすれば、ある程度までは速くこなせるようになります。
アイキャッチ画像については、比較的パターン化しやすい画像です。テンプレート化して効率化しましょう。
画像は原稿作成時にどこにどんな画像を入れるか予め決めておいて、まとめて作成するようにしましょう。
画像を一枚ずつ作るのは、非常に効率が悪くなります。全部まとめて作成しましょう。
一つ一つは小さな効率アップでも、積み重なると大きな差になってきます。効率を高めて記事数を増やし、ブログを充実させていきましょう。改善を繰り返すことが大切です。
③記事構成は、記事の骨格!必ず作成してから記事を書く。
記事構成(見出しと要旨)は記事の骨格であり、いわば脚本のようなものです。
記事構成の出来が良いと、記事はスラスラと書くことができます。執筆スピードは格段に上がります。
記事構成は、記事作成効率化のカギです。
脚本がよいと流れに乗ってどんどん書けます。読者にとってもストーリーのある、流れのよい文章は読みやすいです。
気がついたら、夢中で読んでいた・・・。そのくらいストーリー性のある文章が理想的です。
1万文字の記事を記事構成なしでブレずに書くのは至難の業です。記事構成を作らずに執筆して、記事を書き直すとなると大変な手間がかかります。
ですので、記事構成は必ず作成してから記事を書くようにしましょう。記事構成は、記事執筆における脚本です。しっかり練ってから記事を執筆しましょう。
④記事構成が書けたら、一気に本文を書いてしまおう!
記事構成(目次と要旨)が書けたら、一気に本文を書いてしまいましょう!
「鉄は熱いうちに打て」で、目次や要旨が頭に残ってるうちに、一気に書き上げてしまうのが最も効率的です。
細かいことは気にせずにゴリゴリ書きましょう!一度ラフに書き上げてしまおう。
初めから丁寧に書くより、ラフに書き上げてから2~3回修正したほうが速く書けます。どの途、最後に推敲するので、本文は修正することになります。
⑤記事は、3~5本程度の関連記事の単位で作成するのが効率的。
記事は、できれば3~5本程度の関連記事の単位で作成していくのがおすすめです。
関連性の薄い記事を1本ずつ書くよりも、関連記事をまとめて書く方が遥かに書きやすく、効率的です。
また、関連記事であれば、内部リンクも張れるためSEO的にも強くなり、いいことばかりです。ですので、できるだけ関連記事をまとめて書くようにしましょう。
⑥まずは20~30%の効率化を目指そう!
記事作成においてはキーワード選定、記事構成の作成、画像作成が時間のかかる作業です。
この3つをいかに効率よくこなすかが、記事作成の効率化のカギです。
目安としては、まずは20~30%程度の効率化を目指すのがよいでしょう。
20%効率化できれば5日かかっていたものが4日、30%効率化できれば3.5日になります。効果として悪くない数字だと思います。
効率化は記事作成時に常に考えて、少しずつでも効率化を図るようにしましょう。一つ一つは小さな効果でも、積み重ねると大きな差になってきます。
⑦これからはAIの活用も必要。今から少しずつでも準備しておこう!
これからは記事作成においても、AIの活用が必要となってくるでしょう。
ChatGPTをはじめ、AI全盛の時代になりつつあります。AIの記事作成の支援ツールなどもどんどん出てきています。
使えそうなら、積極的に取り入れていくべきだと思います。劇的に効率化できる可能性を秘めています。
かくいう僕もAIツールに関してはまだまだ勉強中の身・・・。今後、どのように活用していくべきか模索しているところです。
当然ですが、使える部分と使えない部分があって、なかなか難しい。また、コスト(費用対効果)の話もあるでしょう。
この辺りの見極めが、AI活用のポイントになってくると思います。
ただ、今後はAIツールを活用するのが当たり前になってくるでしょう。時代に乗り遅れないように、今から少しずつでも勉強しておいた方がよいでしょう。
まとめ(記事は効率よく作成しよう!)
本記事では、ブログ記事の書き方の手順とコツ、そして効率よく記事を作成する方法について述べてまいりました。
まずは、記事の書き方の手順(工程)を正しく理解することが大事です。工程を正しく理解し、切り分けることで初めて効率化が可能になってきます。
記事作成効率化のポイントは以下のようになります。
・記事作成の工程をきちんと切り分けて、隙間時間(5~10分)でもできるようにする。隙間時間を有効活用する。
・キーワード選定、記事構成作成、画像作成は時間がかかる。この大物作業3つを徹底的に効率化する。
・記事構成の作成、画像作成については、出来る限りパターン(テンプレート)化し、効率化する。過去に作った画像を流用して、新たな画像にするのも非常に有効な手段です。
・キーワード選定やオリジナル画像(図解等)の作図など、パターン化が難しい作業もある。ただ、数をこなすとコツを掴んできて速くなってくる。コツを掴んで速くこなせるようになろう。
記事作成の効率化によって作業時間を短縮できれば、記事数を増やせるなど様々なメリットが生まれてきます。
一つ一つは小さな効果でも積もり積もると大きな差になってきます。継続的に効率化に取り組んで、ブログを充実させていきましょう!
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!
キーワード選び方や、おすすめの無料のキーワード選定ツールについては下記記事で詳しく解説しています。


画像編集のやり方や、おすすめの無料の画像編集ソフトについては下記の記事で詳しく解説しています。


ブログを運営する上でどのテーマを使うかは非常に重要です。下記記事では、人気のWordPressテーマ「SWELL」について詳しくレビューしています。

